2013年12月16日

アル・カポネ

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イタリア移民の子
 1899年にニューヨークのブルックリンで、イタリアのナポリから来たイタリア系アメリカ人の四男として生まれる。

悪ガキ
 成績は良かったらしいが、7年生になる時、担任の女教師と殴り合いをしてからは学校に行かなくなる。
 その後、アドニス社交クラブという店に溜まる様になり、そこで銃の扱いを覚えたり、イタリアン・マフィアと知り合う。

ビリヤード
 ビリヤードが得意で、街のチャンピオンでもあったらしい。

真面目な時期
 19歳で結婚すると、ギャングの下で働く事をやめ、建設会社の簿記係として就職した事もある。

成り上がり
 ジョニー・トーリオの紹介で、フランキー・イェールと出会い、彼の店で皿洗いをがんばる。
 しかし、犯罪の世界にも足を踏み入れ、2件の殺人事件で起訴されかけるとシカゴへ逃亡する。
 シカゴでは売春宿のポン引きなどで下積み。
 その後、トーリオのもとで出世し、トーリオ引退後は縄張りを与えられ、26歳で組織のトップとなる。
 酒の密売で大儲けし、1927年の個人の年間純利益は1億5千万ドルもあった。
 恩人でもあるイェールは、後に闇酒取引のトラブルから暗殺してもいる。

スカーフェイス事件
 イェールの店で働いていた時、女性客に卑猥な言葉を投げかけると、その女性の兄であるガルチョからナイフで切りつけられる。
 この時に顔に傷がついたことで「スカーフェイス」との異名がつく。
 事件はカポネが初めに侮辱したという事でガルチョに謝罪。
 権力を手にした後もガルチョを雇ったりもしている。

聖バレンタインデーの虐殺
 1929年2月14日にシカゴで起きたギャングの抗争事件であり、対立するモラン一家のメンバー7人をガレージの壁に立たせ、機関銃により射殺。
 アル・カポネが指揮していたと言われているが、虐殺が行われた時にフロリダにいた事になっており逮捕されてはいない。

シセロ・トリビューン紙
 シセロ・トリビューン紙でカポネ一味を糾弾していたロバート・セント・ジョンを暴行。
 後に謝罪し、金で解決しようとしたが、セント・ジョンは受け取らなかったため、新聞社の権利を購入し、セント・ジョンを追放する。

マクスウィギン事件
 1926年、部下が敵のオドンネル兄弟と間違えてウィリアム・マクスウィギンという検事を殺害してしまったため、指名手配された。
 アルはミシガン州のランシングに逃亡するが、そこで貧しい家庭には援助をしたりしていたため人気者に。
 事件も法的に立証されず、3ヶ月後には自由の身になる。

自作自演の逮捕
 1929年に拳銃の不法所持で逮捕されるが、これは自作自演らしい。
 身の危険を感じたためわざと捕まったと言われている。
 刑務所内では家具が一式揃った部屋で、面会は毎日許可、電話も使用OKの超VIP待遇だった。
 模範囚として9ヶ月で出所している。

無料給食
 逮捕を逃れるため、貧しい人たちに無料で食料を配ったりもしている。
 新聞にも報じられ、国民からの目も変わったが、実際には地元のパン屋などに無理やり寄付させていたらしい。

アンタッチャブル
 アンタッチャブルという決して買収のきかない者達によるFBIの組織に、禁酒法違反について執拗に捜査される。
 カポネは銀行口座を持たず、現金主義だったため、収入の調査は困難を極めたが、最終的には23件の脱税容疑で逮捕。
 懲役は11年で罰金は8万ドルだった。

刑務所生活
 1931年から長い刑務所生活が始まる。
 初めは所長を買収して豪華な生活を送っていたが、アトランタ刑務所では他の囚人からデブと呼ばれたり、靴工場で毎日8時間ミシンを使って働かされた。
 アルカトラズ刑務所では風呂場の掃除担当。
 「モップを持ったイタリア人」とからかわれ、脅しを受けたりハサミで刺されたりもしている。
 また、梅毒の影響で、幻覚を見たり、急に泣き出したりすることもあったらしい。

晩年
 出所後は梅毒の治療のためフロリダのパームアイランド島で生活。
 民間人としてはじめてペニシリンを投与したが、病気が進行しすぎていたため効果無し。
 1947年に脳卒中と肺炎を併発して死去。
 48歳だった。
 ニューヨークタイムズには「悪夢の終わり」と書かれた。

映画
 アル・カポネを題材にした映画は「犯罪王リコ」「スカーフェイス」など数多い。

人気者?
 ギャングであるにもかかわらずTIME紙の表紙を飾った事がある。
 やっている事は悪かったが、禁酒法で酒が飲みたくても飲めない状況のでもあったため、カポネを支持する人もそれなりに多かった。

音楽
 ジャマイカにデニス・アルカポーンというDJがいるが、彼はカポネから影響を受けこの名前にしたらしい。


posted by 偉人マニア at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | アウトロー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする