2013年10月12日

樋口一葉

たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

 明治に活躍した小説家。
 一葉はペンネームで、本名は夏子、戸籍は奈津。

天才少女
 七歳の時に南総里見八犬伝を読破、学校も主席で卒業したらしい。

お嬢様からの転落
 子供の頃は裕福な家庭だったが、17歳の時に父親が借金を残して他界。
 婚約者にも逃げられ、その後は一家の大黒柱となり母と妹をかかえての極貧生活を余儀なくされる。

襤褸を纏えど心は錦
 貧乏だったが、プライドは非常に高かった。
 労働に対する蔑視も強く、針仕事や洗い張りなどを馬鹿にしていた。
 そして田辺花圃が小説『薮の鶯』で多額の原稿料を得たのを知り、小説を書こうと決意する。

半井桃水
 新聞小説家である半井桃水から小説の指導を受ける。
 単なる師弟関係ではなく恋心もあったようだが、当時は男性宅に女性が出入りする事が憚られる時代で、よくない噂も流れたため縁を切る事に。

奇跡の14ヶ月
 小説を書くと決意すると、「たけくらべ」「ゆく雲」「にごりえ」「十三夜」などを次々と書き上げる。
 作家として活動したのはわずか14ヶ月。

肺結核
 「たけくらべ」などが評判になり人生も上向きかけた頃、肺結核により死去。
 24歳だった。

五千円札
 2004年から五千円札の肖像として採用される。

漱石と結婚していたかもしれない
 一葉の父と漱石の父が仲がよく、勝手に結婚を約束された。
 しかし、一葉の父の借金癖などもあり破談。

フリーメイソン
 お札の肖像に採用される人はフリーメイソンだとの都市伝説から、樋口一葉もフリーメイソンだと主張する人がいるらしい。
 しかしフリーメイソンは基本的に女性の参入を禁止しているし、一葉が会員だったという証拠は何もない。


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2013年05月28日

見沢 知廉

右翼作家
 本名は高橋哲夫。
 右翼で一水会の相談役でもあったが、作家という顔も持っている。
 獄中で書いたといわれる「天皇ごっこ」は新日本文学賞を受賞。

裏表少年
 母親は宝塚を目指していたらしく、少年時代から児童楽団に通わされた。
 表向きは優等生だったらしいが、蛇にネズミを食べさせて楽しんだり、犬や猫を殺したりもしていたらしく「猫殺し哲」と呼ばれていた事も。

目覚め
 11歳でヒトラーの「我が闘争」を読み、衝撃を受けたらしい。

一家離散
 石油ショックの影響から中学時代に父親の会社が倒産し、両親も離婚。

ヤンキー
 中学時代から友人の影響でグレる。
 カツアゲ、万引き、シンナーなどヤンキーの定番行動は一通り経験。
 ブラックエンペラーなどの集会に参加したことも。

右翼中学生
 中学三年の時から右翼活動の手伝いをしていた。

テストボイコット
 高校二年の時、テスト用紙を破り、教壇で試験批判をし、ボイコット。
 退学になり、左翼に誘われる。

左と右をうろうろ
 新左翼の東京サミット決起集会中止に失望し、一年間引きこもり。
 その後、三島由紀夫追悼会への参加をきっかけに新右翼に入る。。

学歴
 早稲田中学から早稲田高校、そして定時制高校に通い中央大学法学部中途除籍。
 そして、そこから十年以上経って慶応大学の文学部に進む。

火炎瓶で放火
 フォークランド紛争勃発すると、イギリス大使館に火炎瓶を放り込み放火。

スパイ粛清事件
 過激な右翼団体を結成しようとするが、メンバーの挙動不審だった男にスパイの嫌疑をかけ、拉致してバールでボコボコに。
 逃がしたら報復されると思い、その後、ロープで絞殺。
 青木が原の樹海に埋めた。

獄中で執筆
 スパイ粛清事件で殺人罪や火炎瓶の使用により懲役12年の判決。
 23歳から35歳までの12年間の獄中過ごすが、そこで様々な有名犯罪者と出会う。
 獄中では小説の執筆を禁じられていたが、母宛の手紙という形で読めないくらい小さい字で「天皇ごっこ」を書く。
 後に母親が原稿に直して世に出した。

牢獄ダイエット
 獄中でハンガー・ストライキを行い絶食。
 39キロまで痩せた。

母親は美人
 奥崎謙三は「獄の息子は発狂寸前」を読んで見沢の母親に惚れ込み、結婚を申し出ている。
 結局、破断になると、クソババアと激怒。

好きなアイドル
 菊池桃子や伊藤蘭が好きだったらしい。

自殺未遂
 2004年に事務所で自殺を図って小指2本を切断。

飛び降り自殺
 2005年にマンションの8階から飛び降り、転落死。
 インフルエンザでタミフル服用中だったとも、経済的に苦しかった事が動機とも言われている。

実は生きている?
 映画で見沢を演じた役者があまりにも似ていたため、鈴木邦夫が「見沢知廉は生きていた!」という記事を書く。
 そのため、まだ生きていると思っている人がいるとかいないとか…。

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2013年05月10日

中島らも

心が雨漏りする日には (青春文庫)


ジャンキー作家
 尼崎出身の小説家。
 何にも縛られない自由な人で、コピーライターでもあり、俳優でもあり、ミュージシャンでもある。
 酒や薬にもドップリ。

不良灘中生
 灘中学校に八位の成績で合格する優等生だった。
 しかし勉強ばかりの生活に嫌気がさし、飲酒や薬物、バンド活動などに精を出す。
 万引きをする事もあったり、自慰にも没頭していたとか…。
 ただ、灘高までなんとか卒業する。

駄目予備校生
 予備校生となるものの行ったのは数回で、パチンコ屋に通ったり、大麻や酒にはまる。

コネ就職
 大学ではまともに出席していなかったので、叔父の紹介により大津屋にコネ就職。
 しかし、社長の行動や、上司が女性社員に屁を嗅がせたりしている姿を見て、「この会社は長くない」と感じ、五年で退職。

ヘルハウス
 大津屋を退職し、ロックバンドPISSを結成。
 自宅にはミュージシャンや不良外国人が集まり、薬物遊びも再燃。
 乱交やスワッピングも日常茶飯事だったとか。
 そのうち、自宅はヘルハウスと呼ばれるように。

うつ病
 長年、うつ病に悩まされていた。
 本人いわく、自分を暇にすると鬱状態になるので、無理にでも忙しくしていたとか。 

頭の中がカユい
 「頭の中がカユいんだ」は泥酔状態で書き上げたらしい。

大麻開放
 ラジオ番組で「オランダで尻から煙が出るほど大麻を吸ってきた」と発言。
 数日後に大麻取締法違反などで逮捕された。
 公判では持論の「大麻開放論」を展開。

愛人
 エッセイストのわかぎゑふは愛人。

獄中ダイエット
 大麻取締法違反で懲役10ヶ月、執行猶予3年の判決を受けたが、獄中体験をを基に「牢屋でやせるダイエット」という本をを出版。

階段から転落
 飲食店の階段から転落して全身と頭部を強打。
 意識不明のまま10日後亡くなった。
 52歳の人生。


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